楽しい労働の毎日でへろへろ [ペットとの日々]
椅子の上のアロマ.シジミが上から覗き込んでいる.
新入りのジャム.前足の親指がとれて痛々しい.
工房で生活することになって3日目のリラ.痩せてヤギのように見える.
大学の構内で捨てられていた子猫のアロマちゃんを一時預かりしたのは11月の初めだったろうか.アロマの由来はウン×をいたるところでするためつけたちょっと自虐的な名前です.色もさび色と黒の縞でお世辞にも一般受けしそうもありません.おまけに,ネコ疥癬にかかっているし,眼もウイルス性の何かでうるうる,それをシジミが”ちょっと揉んでやるか”と転がしたり追いかけたりでこちらは起床と同時にケアの開始です.アロマの病気が良くなったとたん,シジミとの関係はまさに”トムとジェリー”状態,究極の友達を里親会に出すには後ろ髪を引かれる思いでした.でも,たぶん引き取られないだろうなという楽観も有ったのですが,なんと第一回で里親が決定!聴けば里親さんはちょうど同じような模様の3ヶ月の子猫を医療事故で亡くされた直後とか.絶望の淵にあったその飼い主さんには亡くなった子猫との再会のように見えたことでしょう.よかったね,アロマちゃん.
ということでちょっぴりほろ苦い別れの気分を味わっていた時に,またもや3ヶ月の子猫ちゃんがころがり込んできました.捨猫で寒かったのか車のエンジンルームの中に入り,指を切断してしまったそうです.動物センターで治療を受けていたのですが,このままでは”処分”は避けられないということで,僕がレスキューすることにしました.名前はジャム,おとなしくてめげない男の子です.そうこうするうちに,ボルゾイのリラを引き取ることになったことは前回の日記に書きました.リラが来るのは26日ということで,急いで居所を作ることになったのですが,この忙しさにはちょっと参りました.マイミクのケンさんに失礼を覚悟で泣きついたところ,二つ返事で来ていただけることになりました.なぜ失礼かと言うと,この前に工房のペンキ塗りに3回も来て頂いているからです.それこそ日の出から日没まで休み無い仕事で,土方仕事に慣れないひとには苦痛以外何ものでもありません.黙々と仕事に熱中するケンさんには頭が下がりました.そして24日のリラの工事です.おかげさまで小屋の壁の工事は大幅に進みました.
でも何と,別の庭の工事が26日から始まってしまいました.リラの小屋は完成には至らず,おかげでリラは家の中や庭でおおはしゃぎです.
今日日没前に小屋はほぼ仕上がったのですが,さすがに足が上がらないほどへろへろに疲れました.楽しいけど,ちょっとやり過ぎなこの生活はいつまで続くのか,そろそろ頭を使う仕事に戻ろうかな.
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