次は竜巻ではないでしょうね!? [気象]
毎日のように押し寄せる大雨と雷,
それが今日はついに雹を交えた雷雨となった.
雹は確かに急激な上昇気流が不可欠で,上空で形成された氷粒が
落下,上昇を繰り返しながら融解・成長のサイクルで巨大化するとすれば
熱流があまりに強い8月には融けて大粒の雨滴となってしまうはず・・・
であるが,たまにはそれが起こるという.
確率的にはもっと気温の低い時期に起こるというのが
なぜこの時期に頻発するのだろうか.
昨日は幸いにも雷雨とはならなかったが,
上空には刷毛で刷いたような層雲が流れ秋の空のようである.
その冷たい上空に向かって盆地のいたるところから
突き上げるように積乱雲が成長していく.
この大気の配置は不気味としか言いようが無い.
下から一気に昇ろうとする熱気と
それを押さえ込み,あるいは置き換わろうとするかのような
上空の冷たい冷気の塊が安定であるはずがない.
いわゆる”不安定な大気”というやつだ.
これがさらに発達したら竜巻の発生に繋がらないのだろうか.
幸い今まで大きな竜巻に遭遇したことは無いが
今日の狂乱を体験すると
それが有り得ないとは言い切れない不安にかられてしまう.
コメント 0