コロが雲になって戻ってきた! [ペットとの日々]
今日の甲府は昨日にも増して強烈な夏の日差しが照りつけ,生気を失った芝生がぐったりと地面にへばっていました.焼け焦げるような暑さに辟易し,日没を待って工房から戻ることにしたのですが夕方6時でも熱気は収まりません.車から空を見上げると,暮れ方に赤く染まった積乱雲が紺碧の空に伸びています.
でもその先がおかしい・・,
まるで動物が天空を駆け上がるような・・・,
コロ・・?!,まさかコロでは・・!!
コロ,コロ,戻ってきたのか,
お前か,
どこえ行っていたんだ!!
胸を突き上げるものがあって,
空き地に車を止め,呆然と見ていました.
2月に僕の元から去っていったコロの思い出が消えてはいなかったんですね.
とても科学者の文章とは思えません.”日中の熱気で成長した積乱雲が,夕方の温度低下とともに成長の力を失い,やがて形が崩れて消滅する過程で不定形な姿をとったと推察される.これが心理的な投影効果で・・.”これが正しい記述なのかな.
30分もすると,暗くなる空の中にコロは静かに消えていきました.半年も経ってからの壮麗な祝祭を見た思いです.はからずも敗戦記念日の8月15日でした.
タグ:積乱雲 夏 日没
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