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ボルゾイのその後 [ペットとの日々]

翌日歯磨き用を兼ねたタンパク質スティックを持参して,またボルゾイの様子を見に行くことにしました.というのは歯がかなり黄色くなっていて,お産の後のカルシウム不足も重なって虫歯が気になったからです.どうも様子から高齢にさしかかったような印象で,持病が無いかもひっかかりました.病気持ちだから引き取らないというわけではなく,逆に病気ならなおさら引き取るつもりだったからです.
 コロが春に亡くなって,もう金輪際ワンと暮すのは止めようと決意したわりには懲りていない,というのか馬鹿ですね.
 店員の話では歳は予想通りもう6歳だそうです.ボルゾイの平均寿命がどれぐらいかは知らないのですが,大型犬では12歳ぐらいではないでしょうか.とするともうシニアの仲間入りで,オーナーの視点から見ても潮時という気もします.横を見るとボルゾイはスティックにすっかり夢中です.工房の仕事が有るので,オーナーへの連絡を再度お願いして店を出ました.
 それから何度か電話がオーナーから有ったようですが,生憎仕事中ですれちがいが続きました.しかし,こちらから店員に連絡したところではオーナーも僕に渡すことを決めたようです.赤ちゃん達の授乳が終わり,母親としての無理の無い別れの時期がきた時におそらく僕との生活が始まるでしょう.
 目下名前をどうしようか思案中ですが,店員は”ボルちゃん”とか呼んでいて,これは論外!ボルゾイというのは俊敏という意味ですから,早く動くイメージで風に乗って流れるリラ琴の調べということで”リラ(Lyre)”ではどうなんだろう.カタカナのリラにはライラックの意味もあるし,薄い藤色ではないけど白系の毛並みではあるし・・.
 とはいっても,オオカミの狩りに使われたくらいだから本当は激しいところもあるに違いありません.今日僕の不注意で指先を深く咬まれてしまいました.口から落としたガム棒を拾おうとした僕の手をじゃまだと思ったらしいのですが,鋭い犬歯はナイフのようだと認識を新たにしました.まあ食事中手を出すなど論外,彼らにとっては真剣勝負でしょう.それとオオカミ狩りといっても,ねじふせたオオカミは再び野に放したことも付け加えておかないと.
 工房を急いで改築してリラの新居も用意しなくてはいけないし,一体何しているんだろうと思うくらいこのところ土方生活が続いています.

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