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次は竜巻ではないでしょうね!? [気象]

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毎日のように押し寄せる大雨と雷,
それが今日はついに雹を交えた雷雨となった.
雹は確かに急激な上昇気流が不可欠で,上空で形成された氷粒が
落下,上昇を繰り返しながら融解・成長のサイクルで巨大化するとすれば
熱流があまりに強い8月には融けて大粒の雨滴となってしまうはず・・・
であるが,たまにはそれが起こるという.
確率的にはもっと気温の低い時期に起こるというのが
なぜこの時期に頻発するのだろうか.

昨日は幸いにも雷雨とはならなかったが,
上空には刷毛で刷いたような層雲が流れ秋の空のようである.
その冷たい上空に向かって盆地のいたるところから
突き上げるように積乱雲が成長していく.
この大気の配置は不気味としか言いようが無い.
下から一気に昇ろうとする熱気と
それを押さえ込み,あるいは置き換わろうとするかのような
上空の冷たい冷気の塊が安定であるはずがない.
いわゆる”不安定な大気”というやつだ.

これがさらに発達したら竜巻の発生に繋がらないのだろうか.
幸い今まで大きな竜巻に遭遇したことは無いが
今日の狂乱を体験すると
それが有り得ないとは言い切れない不安にかられてしまう.

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赤ちゃん巨峰と梅雨の晴れ間 [気象]

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巨峰はどれぐらい大きくなったのかなと思って昨日牧丘に出かけました.雨にけむる里は撮影にはもってこいな日和ですが,残念!防水カメラではありませんでした.でもようやく実がついたばかりで,紫の大粒になるのは1ヶ月以上先のことでしょう.
 翌23日(今日)は朝から快晴で気温はうなぎ上り,おそらく昼には30度以上の真夏日だったのでは?ところが空には筋のような雲ばかり,4時を過ぎる頃には秋のようなうろこ雲でした.地表温度がこの状態では当然激しい上昇気流が生じて,あっという間に積乱雲が発生しそうに思うのですが,この所謂雷雲の発生機構というのはそんなに単純では無いようです.東京の平均落雷発生件数は6月は1.1程度で4月の1.4よりは少ないし,ピークは8月ですからむしろ秋に近い方が多いみたいです.大気の大きな循環と関係が有るように見えるのですが,しかし,雷の発生は前橋が有名で局地的気象変化と絡み合っていてこの辺はどう考えたら良いのでしょうか.気象の勉強を大学ではあまりしなかったのが悔やまれます.

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